DIW by diskunion | ギリシャラブ / 無 (Official Music Video) @diwproducts | Uploaded November 2023 | Updated October 2024, 5 hours ago.
2023.11.22 発売EP「無・無・無・無・無」
先行配信「無」のミュージックビデオを公開！

Download / Streaming：diskunion.lnk.to/TKDU2007

Music：ギリシャラブ　Greecelove
Sound engineer：石川泰隆（Mannish Recording Studio）/西村曜（STUDIO CRUSOE）

Director：ギリシャラブ

[Release information]
Artist： ギリシャラブ
Title：無・無・無・無・無
Release date：2023.11.22
Format：CD/配信
Label：都市国家レコード
Detail：diskunion.net/portal/ct/detail/1008737184
Download / Streaming：diskunion.lnk.to/TKDU1002


-Lyric
ここは美術館で
君は展示品さ
動かないで、喋らないで
みられ続けてね

分析と綜合、拡散と収斂、爆発と収縮、そのまにまに

無、無、無、無、無、無、無、無
無、無、無、無、無、無、無
無をたくさんばらまいて

君は
どこにも属さないで
何にも与しないで
誰にも阿らないで

要らないのは思い出
日本語にない未来形
死ねば死ぬほど輪廻

輪廻輪廻輪廻

無、無、無、無、無、無、無、無
無、無、無、無、無、無、無
無をたくさんばらまいて
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京都が生んだ明らかな奇才、ギリシャラブ。前作のフルアルバム「魔・魔・魔・魔・魔」から1年、最新作6曲入りEP「無・無・無・無・無」の発売が決定。それは“破壊的なまでに高貴なポップソング集”とでもいうべき不穏な予感に満ちている。

六曲、十七分程度のこの作品の中にたびたび登場するのは、意味に乏しいリリックのリフレイン。それはアルファベットの羅列(M1『ABCD』)であったり「アブサン」という酒名の連呼(M3『アブサン』)であったりEPのタイトルでもある「無」という言葉の繰り返し(M5『無』)であったりするのだが、その無意味さがまさに彼らの禍々しい中毒性の源泉であり、最も刺激的な部分なのだ。総じて無機質なビートの上で変幻自在に唸りを上げる硬質なギター、憂いを含んだ響きで楽曲の舵取りを担うベースのアンサンブルが表現しているのは一回性と円環性、あるいは生と死、彼岸と此岸—その両立だ。最も豊かな「無」が、ここにはある。

今作にはレコーディングエンジニアとして、ギリシャラブ・ギターの取坂直人、Mannish Recording Studioの石川泰隆 氏(Helsinki Lambda Club / 羊文学等)、STUDIO CRUSOEの西村曜 氏(17歳とベルリンの壁、Khaki、白い朝に咲く、kiss the gambler等)が参加。ミックス/マスタリングは石川泰隆 氏が担当。
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